序論
1.先行研究の概観と問題提起
2.研究目的
3.研究方法
4.研究対象と研究資料
5.本研究の特色
6.本論文の構成と表記
第一章 対人意識と言語表現
第一節 対人意識と言語の表現形式
第二節 現代日中両言語の言語形式と対人意識
第三節 対人意識と人称代名詞、親族語彙との関わり
第四節 本研究における基本概念と分類
第二章 日中両言語における人称代名詞の体系
第一節 先行研究
第二節 現代日本語における人称代名詞の体系
第三節 現代中国語における人称代名詞の体系
第四節 現代日中両言語における人称代名詞の体系の異同
第三章 日中両言語における親族語彙の体系
第一節 先行研究
第二節 現代日本語における親族語彙の体系
第三節 現代中国語における親族語彙の体系
第四節 現代日中両言語における親族語彙の体系の異同
第四章 人称代名詞及び親族語彙の使用に関する調査
第一節 先行研究
第二節 予備調査――事例調査報告
第三節 日中両言語における言語資料の紹介
第四節 表現の視点と語彙の基準
第五章 日本語における人称代名詞及び親族語彙の運用
第一節 自称の場合
第二節 対称Ⅰの場合
第三節 対称Ⅱの場合
第四節 他称の場合
第五節 運用の特徴と表現形式の選択要因
第六章 中国語における人称代名詞及び親族語彙の運用
第一節 自称の場合
第二節 対称Ⅰの場合
第三節 対称Ⅱの場合
第四節 他称の場合
第五節 運用の特徴と表現形式の選択要因
第七章 日中両言語の人称代名詞及び親族語彙の運用の相違
第一節 表現形式と運用状況の相違
第二節 選択要因の相違
第三節 転用と一体化現象
第八章 言語形式と社会的文化的背景
第一節 日中両言語の人称代名詞及び親族語彙に見られる対人意識の相違
第二節 対人関係のあり方と現代日本語の表現形式
第三節 対人関係のあり方と現代中国語の表現形式
結論
補論
付表 言語資料一覧
参考文献