第1章 研究背景と目的
1.1 「断り」の言語行動
1.2 「断り」の先行研究と課題
1.3 本書の位置づけと研究目的
1.4 本書の構成と各章の概要
第2章 理論的枠組みと研究方法
2.1 対照語用論(Contrastive Pragmatics)
2.2 ポライトネス理論(Politeness Theory)
2.3 Langacker(2008)の「事態解釈(Construal)」
2.4 相互行為的社会言語学(Interactional Sociolinguistics)
2.5 分析方法
2.6 本書で扱うデータ
2.7 本章のまとめ
第3章 断る側のストラテジーと断られる側の意識の中日対照
3.1 断る側のストラテジーと断られる側の意識について
3.2 断る側のストラテジー
3.3 断られる側の意識
3.4 本章のまとめ
第4章 再依頼から合意形成に至る「断り」談話の展開構造の中日対照
4.1 談話の展開構造とは
4.2 分析対象と目的
4.3 データと分析方法
4.4 結果と考察
4.5 本章のまとめ
第5章 依頼に対する「断り」の談話展開のスタイルの中日対照
5.1 談話展開のスタイルとは
5.2 問題意識と研究動機
5.3 談話展開のスタイルに関する先行研究と研究目的
5.4 研究方法
5.5 分析結果
5.6 考察
5.7 本章のまとめ
第6章 円滑にコミュニケーションを取るための配慮言語行動の中日対照
6.1 配慮言語行動とは
6.2 理論的枠組みと研究目的
6.3 結果と考察
6.4 本章のまとめ
第7章 本書のまとめと今後の展望
7.1 本書の結果
7.2 本書の意義
7.3 今後の展望
付録Ⅰ 調査票
付録Ⅱ 談話完成テスト資料
付録Ⅲ 意識調査票
付録Ⅳ 意識調査における調査協力者の内訳
付録Ⅴ ロールプレイカード
参考文献
あとがき